メリット・デメリットを比較する

FXはスワップ取引の場合であっても、基本的に預金ではありません。

ですから外貨預金とFXは本来は全く別物と考えても良いのですが、どちらも外貨投資というジャンルのなかの金融商品であることには変わりありません。

FXは為替相場の変動に対するリスクヘッジを検討して、自分の管理しているポジションを自分で守る必要がありますから、FXスワップを一種の預金と考えるとやや手間がかかる貯金です。

またそのリスクヘッジの取り方が適切でない場合(どのレートでそのポジションをとったかという点も大事ですが)、FXでは元本に対して損失が発生することもあるのです。

その意味で、FXというのは預金というより、やはり投資色が強い金融商品ですね。

外貨預金より投資色が強いということが、FXにとってのデメリットだとは言えないと思うのですが、強いて言えばこの点が、FXと外貨預金との一番の違いになると思います。

 

外貨預金は一度預金口座に入金してしまえば、基本的にノータッチで満期まで待つだけということになります。

スワップ投資はデイトレやスイングトレードに比べれば、同じFX取引と言っても、ある程度ほったらかしにできますが、相場チェックは欠かせませんし、外貨預金のようなノータッチで待つということも有り得ません。

このように、外貨預金は自分で考えて判断する場面がほとんどありませんから、外貨預金の経験が為替投資に対するスキルを向上させてくれることは考えにくいでしょう。

 

逆にFX取引は、投資性のリスクがあるために、投資マインド・投資スキルの向上を求めている方にとって、それを育みやすい環境を得やすいですね。

FXも外貨預金も、為替取引による収益を求めて行うものですが、FXの場合、自分自身の金融投資のスキルの向上にも投資していることにもなりますから、この点はFXのメリットのひとつと考えても良いのではないでしょうか。